こだわりながら手打ちうどんを作る日々
一体、いつまでうどん屋で手打ちうどんを作るんや?まあ、もうじき週末を迎えるでしょう。理由は、もうじき72歳になるから・・・。歳には勝てませんね。その前に言い残したいことはを書き留めておく・・・。えっ、遺言か!ちゃいます。ちゃいます。
日々のことを書き留めて置いて、どうすれば美味しいうどんが作れるかを考えるために書いておく。これからのために役に立つかも。・・・ということで手打ちうどんの日々を綴ることに・・・。
醬油うどん5月11日
夏場に向けて冷たいうどんに醤油をかけて食べるメニューを考えています。
醤油が辛い
生醤油をかけて食べたら。まろやかで美味しかったので、これにしようと思っていたのですが、加熱しないと持たないので、たくさん生醤油は作れないそうです。
また加熱すると醤油は辛くなってしまいます。辛みをまろやかにするため、現在は醤油を出汁で割ろうと考えています。今は言えませんが(笑)醤油にあるものを漬けこんで、その漬けこんだ醤油を出汁で割ります。
試しに鮭をトッピングして食す
冷たい焙煎うどんに焼き鮭と大根おろしをトッピングして、秘密の醤油をかけて食しました。まあまあ魚の癖もなく、食べやすいのですが、ある漬けたものの香りが薄いと思い、これでは醤油に漬け込まなくてもよさそうな。
5月10日白いうどんを作ってみた
白いうどん?当たり前や、うどんは白い。・・・一般的にはね。いつも店で提供しているうどんの花里は焙煎うどんで色が茶色っぽいです。全粒粉を焙煎してからうどんを作るので一般のうどんとは色が違います。
今日は夕飯に焙煎うどんでなく、一般的な白いうどんを作ってみることにしました。
水回しや寝かしの作業
小麦粉200gに塩水50gを用意して作り始め、まあ、焙煎しないだけ手間が省けるわ。塩水は、焙煎うどんより2%ほど少なくしました。つくり方は焙煎うどんと一緒で水回しをして足で踏みました。
団子にしてから2時間ほど寝かせます。
気温が落ち着かないのでコザクラインコも風邪をひく
寝かした後はコザクラインコを放鳥して遊びました。その時、コザクラインコの鼻の周りが黒ずんでいるのに気が付き、動物病院へ行き診てもらって、結果は風邪で薬をもらって帰りました。そう言えば、ここ2,3日朝夕寒いなぁと思っていました。
冬に比べるとうどん作りの塩水も少なくなっていました。冬は55%ぐらいだったのが、今は52%ぐらいになっています。焙煎うどんは加水が一般的なうどんより多くなります。
気温が落ち着かないので、うどん作りの加水も落ち着きません。コザクラインコも落ち着かず風邪をひいてしまったのでしょう。コザクラインコを寝かせて夕飯の準備です。
寝かした団子を伸ばす
団子を伸ばす作業をします。小麦粉200gの団子なので長方形にして、少しでも長いうどんにしました。
つけ汁豚肉うどん
麺を茹でている間に豚肉を茹でて、茹でた汁に醤油を垂らして、つけ汁を作りました。
麺が茹で終わると水で〆ます。器に盛って豚肉つけ汁うどんの出来上がりです。
白い麺の色に驚き、ああ、本来こんな色なんやと、久しぶりに食しました。焙煎うどんよりつるつるのうどんです。
こんなにもつるつるなんやと、以前のうどんを思い返しました。でも、いつもの焙煎うどんはわずかではあるけれど味がある。白いうどんはのど越し良すぎて味を感じることができない。心地よくのどに通るが故に、何か物足りない気がしました。人それぞれというのが答えで、人によって違うということでしょう。