「コザクラインコ」5か月から8か月の成長記録

コザクラインコの5ヶ月から8ヶ月の様子

コザクラインコ

コザクラインコが挿し餌から一人で食べれるようになって、飛べるまでの1ヶ月から4ヶ月ごろの様子は「コザクラインコ」1か月から4か月の成長記録に記載いたしました。そして、その後の8ヶ月までをこれから記したいと思います。

コザクラインコが飛び回って移動する喜び

5ヶ月ごろになるとコザクラインコは飛ぶのが上手になり部屋中を移動します。でも体が重いのか、ゆっくりと、まるでヘリコプターのようです。ホバーリングのように飛びながら止まった感じで方向を選んで決めています。

カーテンの後ろへもぐって窓ガラスとの隙間で遊んだり、高いところに止まったりして、自由に飛べるようになった気持ちを表現しています。

近くの移動では足の爪とくちばしを利用して、よじ登ったりします。目の前を移動するとき、飛んで移動した方が楽そうなのにと思ってしまいます。

コザクラインコ指を噛む

嘴で噛まれると痛い

腕や首筋を嘴で立ててよじ登られると痛いのなんの・・・。これが私にとっては苦痛になっています。「やめて」と、いくら言ってもダメで、息を吹きかけて怒っても変わりません。

叱られた、その時は甘噛みをして誤ることもありますが30秒も持ちません。何回も繰り返して噛んできます。まあ、それでもやめてほしいので根気良く叱っていますが・・・。わかってくれる時が来るでしょうか?

噛むおもちゃで割り箸を与えていますが、割り箸もかみ砕くぐらいの力です。私は噛まれることに苦痛を強いられ、コザクラインコは叱られても噛むという行動をとります。お互いの気持ちが通じない感じです。

割り箸を噛むコザクラインコ

餌はシードなのでビタミンやカルシュウムなども与えています。オーツ麦も2ヶ月ごろは、一気にかみ砕けなかったのですが、今は、あっという間に皮をむいています。まあ、食べるということも上達したのでしょう。体重は2,3ヶ月よりも2g増えて52gになりました。

私とコザクラインコとの関係

お互いの関係は、私が部屋から出ていくと、すぐに私の肩へ乗ってきます。また、私がパソコンをさわると、絶対と言っていいぐらい邪魔をしに来ます。お陰でクロームブックのキーボードを壊されました。今は外付けのキーボードを使っています。

(キーボードが壊されないようにビニール袋に入れています)

キーボード

また、スマホをさわっても、近づいてきて画面を嘴でつつき、自由にさわらせてくれません。電話に出ると怒って、私の耳の方へ攻撃に来ます。

他の人と私との区別をしている

私と友人3人で話をしているとき、コザクラインコも中に入って参加しています。私が急に、その場を抜けようとすると肩に飛びついてきました。やはり、私というのを意識していると感じました。

次はどうするか見極めて行動するコザクラインコ

また、階段を上って1階から2階へ行き、コザクラは先に飛んで二階の床に止まり、私を待ってから、どの部屋に入るのかを見ているようです。

暗くなり寝るときは自分から鳥かごに入るけれど

夜暗くなると鳥かごに入って寝ようとしますが、朝、私が仕事の時は鳥かごへ入ってくれません。なかなか入らないので、手で捕まえていれていました。

捕まえようとすると逃げ回り、その時は私の肩にも乗ってきません(笑)。まあ肩に乗って来ないのなら、部屋が鳥かごと思って、部屋の戸を〆れば逃げないかなと。・・・何かあれば悔やむし、鳥かごに入れても何かあるときはある。・・・これはどうかなと思いながらも時間がないので扉を閉めて仕事に行っています。

そして、仕事が終わって戸を開けると、私の方へ飛んできて出迎えてくれます。本当に可愛いコザクラインコです。

夜寝るときコザクラインコの行動

コザクラインコ夜

5月頃は日の入りが遅いので、どうしても寝かせるのが遅くなります。寝かせるためにカーテンを閉めて部屋を暗くしても6時ごろだと薄暗い感じです。

夜6時過ぎに鳥かごの前で入ろうかやめようか悩んでいる様子。いつも私はコザクラインコから入ってくれるのを待ち、入らなくて私の肩に乗ってきたら、少し時間を置いて、また、鳥かごの前で繰り返します。

だいたい6時半ごろに自分から入ってくれます。朝、私が仕事に行くときの鳥かごに入らない姿とは明らかに違います。自分で悩んでから、どうしようかという気持ちがくみ取れます。

車でドライブの日

仕事が休みの時はドライブに出かけます。その時、私は白いビニール袋と鳥かごを持って二階から降りるので、仕事の時と違いを感じているようです。

なんとなくドライブかなと感じて鳥かごに入ってくれます。車の中では鳥かごから窓の外を眺めています。車の中で放鳥しているときフロントの方で遊んでいるとワイパーが動き、驚いてびっくりしていました。また、トンビが前から車の上を飛んできたらと身をよけようとしていました。フロントガラスがあるというのがわかっていても反射でやってしまうようです。

コザクラインコ

コザクラインコの5ヶ月から8ヶ月の姿

5ヶ月から8ヶ月でコザクラインコの行動をみると、次への見通しがわかるような感じが見られます。日ごろのパターンによる違いを頭の中で考えているようです。

例えば、鳥かごに入る入らないというときの葛藤がうかがえたり、私とコザクラインコの関係についても、日ごろのパターンから私のところに来たり、離れたりと葛藤しているようです。

コザクラインコにとっての嘴は移動のためであったり、身を守るためのものであったりします。人は噛まれるのを嫌がり、コザクラインコは噛むことによって情報を得る手段でもあります。

車内コザクラインコ

飛んで確かめ、嘴で確かめ、多くの情報が得られる5ヶ月から8ヶ月の姿は、日常の生活から、繰り返して感じるものの葛藤の時期といえるようです。

 

 

道の駅星のふる里ふじはしから越前のコウノトリに会いに行く

コザクラインコが噛むことを人の発達に即してみれば