食べて美味しいハゼ釣りの面白さを考える
30年前は筏釣りでチヌにはまり、最近は波止でグレ釣りをしていますが、やはり、年齢を重ねてくると荷物の重たさにめんどくさが加わり、釣り行きが少なくなってきました。毎週行っていたのが、もう年に10回もありません。
だいたい撒き餌が重たい、また団子が重たいので嫌になります。竿を振るごとに撒き餌を投入していると腕が疲れてきます。
その点ルアー釣りは荷物も軽いし、すぐに竿を出せる。しかし、私はルアー釣りが嫌いで、餌を食って釣るというのが好きなのです。
小さい時に父親と行った淀川のハゼ釣りを思い出し、この頃はハゼに興味がわいてきています。ハゼ釣りなら、延べ竿、仕掛け、水くみバケツ、餌ぐらいなので軽装備で、ハゼは食べて美味しいというのが、今は気に入っています。ハゼに始まってハゼ釣りに終わるとはよく言ったものです。
ハゼの特徴
ハゼの種類は多く2200種類以上とされています。釣りとしてハゼの対象はマハゼです。ヨシノボリもハゼの仲間です。ツムギハゼはふぐ同様のテトロドトキシンを持っているので食べれません。私は釣ったことがありませんがツムギハゼの名前と姿は写真でも見ておいたほうがいいと思います。
海と川の付近で汽水域を好む魚で、流れにも順応するようにお腹の下側には吸盤のような腹びれを持っています。泳ぎは下手なようです。
産卵期は寒くなったときぐらいからで1月頃から深場に住んで産卵します。ハゼは一年で死を迎えますが、なかには1年を超えるものもいます。
餌は甲殻類、青のり、石ゴカイ、青イソメなどで、釣りとしては石ゴカイ化青イソメが一般的です。はまぐりの貝柱を小さく切って釣っても釣れないことはないですが石ゴカイのほうが食いはいいです。
危なくなく軽装備な釣りハゼ釣り
ハゼは汽水域に生息しているので、そんなに深いところにいるのでなく、のんびり釣りができます。確かに自然のことですので注意が必要です。延べ竿があればできる釣りで、餌も石ゴカイで十分です。
食べて美味しいハゼ
ハゼは唐揚げ、天ぷらが美味しいです。15cm以上を釣り上げると刺身も美味しいです。釣り人ならではのハゼの刺し身です。天ぷらの料理として鱗をとって内蔵もきれいにとって水洗いします。
ハゼの頭を取るか取らないか、悩むところですが、頭も食べることができるので取らないでもいいです。嫌なら頭を取ってします。私も気分で取ったり付けたままにしたりしています。あとは天ぷら、唐揚げにします。
釣り方は多種多様
ハゼが釣れればいいとなれば、ルアー釣り、延べ竿で脈釣りかウキ釣り、ちょい投げ、東京では両手に竿を持って釣ったりします。また船を浮かべて釣るのもあり、関東はハゼ釣りを好みますが、関西の方ではあまりされる方はいません。
底に住む魚ですので底スレスレを狙います。底で引っかかりの多いときはちょい投げよりウキ釣りがいいと思います。そのときは底にいる魚だと思って棚を探るのがいいです。
ハゼ釣りの餌
ハゼ釣りの餌は石ゴカイか青イソメです。針に沿って付けると垂らしを長くしないで切ります。虫エサも500円ぐらいするので、いろいろと安い餌を探しているようです。はまぐりの貝柱だと冷凍ができるというのが便利です。私もどういう餌が良いのか試してみたいと思っています。
釣り竿
釣り竿は延べ竿があればハゼ釣りができます。渓流釣り用の竿がいいと思います。
ちょい投げの場合は、ほんの5mから10mも投げれば十分です。もちろんリールが必要になります。
釣り針
ちょい投げのハゼ釣りならセットで売っています。
ウキ釣りの場合の針ですがセットのものがあります。
上のセットは釣り竿4,5mの長さのものです。
自分でする場合はハゼの大きさによりますが、釣り針は袖針5号ぐらいがいいと思います。
実際に釣ってみる
9月25日昼から久々子湖へハゼ釣り
今までハゼ釣りをしてふぐを釣ったことはありませんでした。久々子湖で12時頃から釣りをしたのですが、不思議と針がないので、まさかふぐ?汽水域にふぐっているの?
ブルブルと上がってきたのはふぐでした。
ふぐは釣れるけれどハゼが釣れません。ハリスはちぎられるし、どうなってんのん。今年はおかしいのんかな?
やっと一匹釣れました。今回はこの一匹だけ!
9月25日朝から九頭竜川河口へハゼ釣り
昨日は久々子湖でふぐばかり、今日はどうかなと一匹めに釣れたのはふぐ。えっ、ここもふぐか!その後は小さいながらもハゼが釣れました。
あたりは小さくてわかりにくいです。また底に仕掛けが引っかかるのでウキ釣りに変えました。玉ウキですが沈むことなく、玉ウキが動いて轍ができるぐらい。次回は対策しないと・・・。2時間で釣れたのは10匹ぐらいでした。とにかく魚小さかったのが特徴です。それとふぐが釣れるのと、あたりが小さい。
天気がよかったら10月3日頃、ハゼ釣りへ行きたいと思っています。ふぐがいるとハリスが切られるので、仕掛けを再びやり変えないとだめなので、めんどくさいのと時間のロスなのでハリス止めを付けてハリスを簡単につけようと考えています。ハゼが小さいので袖針の5号にしようと思っています。ふぐがいれば簡単にハリスを食いちぎられるでしょうね。
あとはあたりが小さいということを考えたいと思います。タナをしっかり取って重りを重たくして玉ウキが沈みそうな感じにするかもわかりません。それか脈釣りにするか。場所は久々子湖で前回1匹しか釣れなかったので、ハゼがいるのか不安です。いつもはよく釣れる場所なのですが・・・。
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