健康の定義に添えれば健康に

健康の定義を知って健康と思えるのかな

WHO世界保健機関によれば、健康とは肉体的にも、精神的にも、また社会的にも、すべてを満たされる状態と定義されています。

厚生労働省はこの定義だけでなく、いきいきと自分らしく生きるための条件であるのと、自分の感情に気づいて表現できることや、状況に応じて適切に考えること。現実的な問題を解決できること。他人や社会と建設的で良い関係を築けること。人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること。心の健康では個人の資質や能力の他に身体状況、社会・経済状況、住居や職場の環境、対人関係など多くの要因が影響するとあります。


健康意識調査から


まあ、定義は定義として、平成26年2月に実施された「健康意識に関する調査」では自分を非常に健康だと思う人は7.3%、健康だと思う人は66.4%で、合わせて自分は健康だと思う人は63.8%だそうです。健康だと思うことに重視した事項は「病気がないこと」63.8%、「美味しく飲食できること」40.6%、「体が丈夫なこと」40.3%があげられました。

健康に不安があるとしての内容は「自身の健康に不安がある」61.1%、「体力の衰え」49.6%、「持病がある」39.6%、「ストレスによる精神的疲れ」36.3%があげられていました

病気をすると健康とは言えなくなり、病気から運動不足、働けなくなる不安、経済的な不安や、これから先のことが気になったりします。一つの歯車が狂うとガタガタと健康から不健康へ崩れそうな気もします。若いうちは睡眠不足も気にならなかっても、だんだんたまり溜まって病名がつくこともあります。家族関係や地域の関係なども影響を及ぼすこともあります。そう思うと、本当に健康というものの定義は、現実、程遠い目標のようにも感じます。

老いて生きているという実感

もう70歳もすぎると死ぬまでを逆算しているような(笑)・・。一日一日を無駄にしたくはない。何故って、もったいないから。一日を必死に過ごすというものでもなく、何か今まで気が付かなかったことを感じるような、ゆとりから生まれるものなのか?

特に人と競争する気もありません。でも、あの人が健康のために歩いていると知れば、興味が湧いてくる。なんか、自分もやってみようかなぁ。やってだめならそれで良し。時間の余裕がそうさせるのか。

また、あの人はたばこをやめたとなれば、自分はどうするか。今更やめても、この歳なら変わらんやろ(笑)。農薬、添加物が気になるといっても、散々食べてきたんだから今更何言っちゃってるの。・・・・人それぞれ考え方があります。

でも、試しにやってみよう。なんか面白いじゃん。今生きていることを大切にして、今日、明日にでもできることをやってみよう。健康って、今日、明日にでもできることをやり続けようと思えるものがあれば変わってくるのではないでしょうか。

老後の不安


老後の資金に2000万円が必要と言われることがありますが、私自身、そんなに貯めてもいません。これからの老後をどう過ごすか。考えれるのは節約しかありません。どう生活費を切り詰めていくかに悩んでいます。いくら悩んでも節約にも限度があるということです。

わたしがとった方法は年金繰り下げ受給です。月々の貰える金額の多いほうが安心するだろうという選択です。元を取るには長生きしないと取れませんが私は一人なので貯めても仕方がないと思ったためです。

厚生年金はまだしも、国民年金の方は大変だと思います。月々の支給額は、厚生年金だと平均14万円ぐらいで国民年金は5.6万円だそうです。物価は高騰するし、病気にでもなると出費が増えてしまいます。老後も働かなければならない時代です。

厚生労働省が考える「健康」とは、現実の社会的状況を考えれば、とても健康とは言えない方が多くいるのではないでしょうか。例え、なんとかやっていけても、この先、どうなると思えば不安になり、ストレスが溜まります。厚生労働省が言っているような「健康」が言葉の遊びのように思えるのです。

投稿者: okakio

25年間保育士としてこ育園に勤務し、2008年から高島市で「うどんの花里」を開業いたしました。

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