高島市の新旭にはのどかな田園風景が広がり きれいな水が流れています

湖西の滋賀県高島市は、朝、湖東から日が昇り、湖西へと沈みます。比良山系から雪、雨の水が流れだし、高島市の田畑に注がれて琵琶湖に流れます。自然の恵みを受けて、人々が暮らしています。
「風に抱かれて」詩・曲 立木良介 歌 岡崎英治 藤川アツ子
「風に抱かれて」クリック↑
菜の花蝶が舞う ステージいっぱいに (羽を広げて)
ひらひら風にのって 思わず手を伸ばす 春
針江の水清し 梅花藻白い花(きれいに咲いて)
ゆらゆら身を任せ 明るい日を浴びて 夏
季節移れど新旭 湖東から昇る朝日に
今日も恵みを感謝して始まる一日
風車村は癒しの里 緑の風が吹く(愛を触れ合う)
そよそよ髪をなでる 優しい心わいてくる 秋
琵琶湖にカイツブリ 親子のコハクチョウ(微笑ましいね)
しんしん積もる雪 ホワイトビユーに変わりゆく 冬
季節移れど新旭 湖西に沈む夕日が
オレンジ色の花咲かせて 微笑みくれる
季節移れど新旭 自然を糧に生きている
きっと明日も明後日も 自然に守られ
希望を咲かそう (子どもたちの)未来につなごう

新旭の大荒比古神社

新旭から朽木へ進む道を田園風景から離れて、細い道を上っていくと大荒比古神社があります。鳥居から社まで、まっすぐな道があり、そこでは5月に七川祭りが行われて流鏑馬を披露されます。

また、秋にはモミジがきれいに咲き誇ります。5月は新旭の深溝、藁園や各地でも祭りが行われます。
新旭の湖岸に咲く純絶滅危惧種のノウルシと生き物たち

山から田畑に流れて水は琵琶湖へと流れます。琵琶湖と田畑が広がり、田園風景が目に焼き付きます。湖岸を歩いているとヨシ原が広がり。生き物たちのゆりかごになって命がはぐくまれます。
多くの魚、野鳥などの生き物たちが暮らし、純絶滅危惧種のノウルシの群生も4月から5月ごろに見られます。ウオーキング、サイクリングで琵琶湖の景色を眺めていると自然豊かな新旭を感じるでしょう。
ツバメたちが飛び交う深溝 そして、針江の無農薬で米作りをしているところにはコウノトリが飛来することも・・・

深溝にある「うどんの花里」の軒下に毎年ツバメが巣を作りにやってきます。2025年の5月ごろから巣作りが始まって雛の誕生が待ち遠しです。でも、なかなか自然は厳しく雛が孵ってもカラス、蛇の天敵にやられてしまうことが多く、ツバメたちは、それでもあきらめず、巣作り、子育てに励んでいます。

針江の米作りで無農薬で米を栽培しているのんきーファームではコウノトリが田んぼにやってきたりするとか・・・。高島市で安曇川、今津、マキノにもコウノトリが立ち寄ったことがあります。私が見たのはマキノの田んぼで見ました。自然を守ることの大切さを感じ、いかに生き物たちと共存するかが問われているようです。
田んぼをされている方も若者が少ないので後継者がいないのが現状です。無農薬で栽培しようと思っても害虫が増え、草刈りも大変になります。食においても添加物が一般的に使われ、健康的な食づくりとは何かを自問自答してしまいます。うどんの花里も何が人にとって健康なのか、おいしいのかを考えていきたいと思っています。
比良山系から流れ出る伏流水による水が田畑を潤しています
きれいな水が流れる針江では、夏になると梅花藻の白い花が咲きます。田畑にはきれいな水が流れ、米、野菜作りに活用されます。また、酒蔵もあり、伏流水の恩恵を受けています。
江戸時代は水に悩まされ治水の先覚者「藤本太郎兵衛」による遺業

琵琶湖の水は瀬田川から下流に水を流すしかありません。大雨が降ると水が琵琶湖に溢れ、浸水することが多々あったそうです。江戸時代後期に深溝の庄屋である藤本太郎兵衛親子三代にわたり琵琶湖治水に命をかけて取り組んだのです。川ざらえをすることで淀川の水に土砂が流れ、下流が土砂で埋まり洪水を引き起こすかもしれないというのでで許可が下りませんでした。
一代目は村々に川ざらえを呼びかけ幕府から許可を得ましたが、工事は2年でやめてしまいました。二代目は、打ち首覚悟で江戸へ川ざらえの許可を直訴しますが駄目でした。そして、三代目で幕府へ願い続けて川ざらえを成し遂げました。現在では、瀬田川に洗堰ができて、下流へ水を流せるようになりました。

うどんの花里は比良山系から流れる伏流水でうどんを〆ています

滋賀県うどんの花里の全粒粉焙煎うどん
うどんの花里はモーターで地下水をくみ上げて、うどんを〆ています。地下水は夏でも約12度ぐらいの冷たさでうどんを水洗いしています。また、無農薬全粒粉を焙煎した後、国産小麦粉の「あやひかり」とブレンドして、少しでもミネラル分や食物繊維の入った焙煎うどんを提供しています。
